軽自動車に乗る男!聴け!

Spread the love

【主の一言】
この曲はにわかジムニー乗りのアンサーソングとなります。

[Intro] (Rain and city noise)
「女の価値は、隣に座る男の排気量で決まる。
10万フォロワーが羨むBMW。
あの助手席が、私の世界のすべてだった。」

[Verse 1]
外資系コンサルのたくや 完璧なステータス
夜の首都高を滑る横顔を 私は誇りに思ってた
でもある日 あなたは言った
「やっと納車されたんだ」って、ジムニーで現れた

[Verse 2]
「エリカ、こいつで走ろう」
ピカピカのオートマジムニー 狭い車内
私は笑って拒んだ 「そんな軽、恥ずかしい」
その言葉が最後になるなんて知らなかった

[Verse 3]
一ヶ月後 あなたは言った
「ジムニーで山を登ってたら、吹っ切れた。
明日会社を辞める。BMWもいらない」
狂ってる、と私は叫び あなたをブロックした

[Verse 4]
一年後、白いアルファードの男といた
でも雨の夜 彼の車の中に
残クレの督促状を見つけた
「成功者」なんて、全部ハリボテだった

[Verse 5]
泥まみれの路上 泣き崩れた私の前に
ライトを光らせたジムニーが止まる
「乗れよ、エリカ。酷い顔だぞ」
あの声が あの夜よりも優しかった

[Chorus]
軽自動車に乗る男なんて! そう思ってた
でも、この鼓動が 震える心を温めていく
BMWの静寂は あんなに孤独だったのに
この狭い車の中で あなたの体温が
確かに、生きてると感じた

[Bridge] (Guitar solo)
10万人の「いいね」に囲まれても 私は幸せじゃなかった
借り物の輝きより 自分の足で選んだ道が眩しい

[Final Chorus]
ステータスを脱ぎ捨てて 裸足で駆け出す未来
馬鹿にしてたジムニーが 今は世界で一番愛おしい
恋に落ちた音がした ガタゴトと鳴り響く
軽自動車に乗る男なんて……最高じゃない!

[Outro] (Soft acoustic ending)
タワマンのロビー スマホの電源を落とした
「明日、また迎えに来て。ドレスじゃなくて、スニーカーで待ってるから」
不器用な嘘を捨てて 私は、私に会いに行く